神明舎とは

上御霊神社の南にある富家邸――。百余年を経た日本家屋の天井には屋久杉が用られるなど意匠に富み、波打ち硝子戸のある坪庭を挟んだ洋間は戦後京都の建物ほとんどを設計した故・富家宏泰が自ら内装改修を手掛けた作品でもあります。

しかも庭の祠には天照大皇神が祀られているのです。上御霊神社境内に存在する神明神社から分祀されたと最近になってわかりました。

「神明舎」は、そこから命名された、上品な大人の学び舎です。